OEK・金聖響×三浦文彰 [コンサート]
2011年4月4日(月)19:00~ @石川県立音楽堂コンサートホール
Felix Mendelssohn:
「フィンガルの洞窟」序曲 Op.26
ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64
(Encore) J.S.Bach: 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV1004 より
* *
Felix Mendelssohn:
交響曲第4番イ長調 Op.90「イタリア」(改訂版)
(Encore)劇付随音楽「夏の夜の夢」 Op.61 より スケルツォ
三浦文彰(Vn.) 金聖響(Cond.)
オーケストラ・アンサンブル・金沢
Felix Mendelssohn:
「フィンガルの洞窟」序曲 Op.26
ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64
(Encore) J.S.Bach: 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV1004 より
* *
Felix Mendelssohn:
交響曲第4番イ長調 Op.90「イタリア」(改訂版)
(Encore)劇付随音楽「夏の夜の夢」 Op.61 より スケルツォ
三浦文彰(Vn.) 金聖響(Cond.)
オーケストラ・アンサンブル・金沢
OEK・郷古廉×井上道義 [コンサート]
2011.3.21(月・祝)15:00~ @石川県立音楽堂コンサートホール
Gioachino Rossini: 歌劇「アルジェのイタリア女」序曲
Claude Debussy(arr. Henri Büssel): 小組曲
1. 小舟にて 2. 行進 3. メヌエット 4. バレエ
Albert Roussel: 小組曲 Op.30
1. 朝の歌 2. 田園曲 3. 仮面舞踏会
* *
Édouard Lalo: スペイン交響曲 ニ短調 Op.21
(Encore) Erik Satie: ジムノペディ第2番
J.S.Bach: 無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番 BWV1005より ラルゴ
郷古 廉(Vn.) 井上道義(Cond.)
オーケストラ・アンサンブル・金沢
OEKの定期公演。
最初に、オーケストラのみなさんが楽器を持たずに登場。そして井上さんが出てきて、
このたびの大震災の犠牲者たちに、団員とお客さん、みなで黙祷を捧げた。
団員のみなさんがいつもの燕尾ではなく、ブラックタイを着用していたのは、弔意を
あらわしていたのだろう。
今回の若きソリスト、高校2年生の郷古廉(すなお)君は、宮城県多賀城市の出身で、
おうちは幸いにして無事だったそうだが、慣れ親しんだ街の姿は見る影もなく、ライフ
ラインもまだ復旧していないなかで、それでも音楽をやるために金沢に来てくれたのだ。
生きていてくれて、あなたの音楽を聴かせてくれて、本当にありがとう。
Gioachino Rossini: 歌劇「アルジェのイタリア女」序曲
Claude Debussy(arr. Henri Büssel): 小組曲
1. 小舟にて 2. 行進 3. メヌエット 4. バレエ
Albert Roussel: 小組曲 Op.30
1. 朝の歌 2. 田園曲 3. 仮面舞踏会
* *
Édouard Lalo: スペイン交響曲 ニ短調 Op.21
(Encore) Erik Satie: ジムノペディ第2番
J.S.Bach: 無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番 BWV1005より ラルゴ
郷古 廉(Vn.) 井上道義(Cond.)
オーケストラ・アンサンブル・金沢
OEKの定期公演。
最初に、オーケストラのみなさんが楽器を持たずに登場。そして井上さんが出てきて、
このたびの大震災の犠牲者たちに、団員とお客さん、みなで黙祷を捧げた。
団員のみなさんがいつもの燕尾ではなく、ブラックタイを着用していたのは、弔意を
あらわしていたのだろう。
今回の若きソリスト、高校2年生の郷古廉(すなお)君は、宮城県多賀城市の出身で、
おうちは幸いにして無事だったそうだが、慣れ親しんだ街の姿は見る影もなく、ライフ
ラインもまだ復旧していないなかで、それでも音楽をやるために金沢に来てくれたのだ。
生きていてくれて、あなたの音楽を聴かせてくれて、本当にありがとう。
フォーレ・レクイエム [コンサート]
2/20に、OEKの定期公演にいった。
いつも、コンサートのあとには聴いた音楽が自分の身体からあふれだしそうになって、
それをなだめるためにだいたいはその日のうちにコンサートレポートを書くのだが、
このときはすぐに時間が取れなくて、そのうちにタイミングをはずしてしまった。
この時のプログラムが、フォーレの『レクイエム』。
今となっては、コンサート全体の印象はずいぶんと薄れてしまったのだが、
今回の大災害の報道に、先ごろ聴いたこの曲を強烈に思い出した。
この曲は、フォーレ自身が両親を相次いで亡くした直後に書かれたそうで、
それだけに、本当に心の底からの祈りが籠められた曲である。
この曲を石川県立音楽堂のコンサートホールで聴いたとき、これはここで聴くべき
曲ではない、教会で聴くべき曲だ、という想いがこみあげてきた。
それは、オルガンや合唱の音が、石造りの教会でこそ映えるという意味もある。
けれども、それ以上に、これは「祈りの空間」でこそ演奏されるべき曲なのだ。
コンサート会場は、音楽を共有する場ではあっても、祈りを共有する場ではない。
それが日本のように、彼らの文化を共有していない者達が集まるところなら、特に。
だからこのとき、美しい音楽に聴き惚れ、感動しつつも、同時に、どうしようもない
違和感を、最後までぬぐいきれなかった。
いまなら、この曲に込められた祈りを共有できるのだろうか。
被災地に、できることなら音楽と花を届けたいと思う。
亡くなった人々への哀悼と祈り、生きている人たちへの感謝をこめて。
いつも、コンサートのあとには聴いた音楽が自分の身体からあふれだしそうになって、
それをなだめるためにだいたいはその日のうちにコンサートレポートを書くのだが、
このときはすぐに時間が取れなくて、そのうちにタイミングをはずしてしまった。
この時のプログラムが、フォーレの『レクイエム』。
今となっては、コンサート全体の印象はずいぶんと薄れてしまったのだが、
今回の大災害の報道に、先ごろ聴いたこの曲を強烈に思い出した。
この曲は、フォーレ自身が両親を相次いで亡くした直後に書かれたそうで、
それだけに、本当に心の底からの祈りが籠められた曲である。
この曲を石川県立音楽堂のコンサートホールで聴いたとき、これはここで聴くべき
曲ではない、教会で聴くべき曲だ、という想いがこみあげてきた。
それは、オルガンや合唱の音が、石造りの教会でこそ映えるという意味もある。
けれども、それ以上に、これは「祈りの空間」でこそ演奏されるべき曲なのだ。
コンサート会場は、音楽を共有する場ではあっても、祈りを共有する場ではない。
それが日本のように、彼らの文化を共有していない者達が集まるところなら、特に。
だからこのとき、美しい音楽に聴き惚れ、感動しつつも、同時に、どうしようもない
違和感を、最後までぬぐいきれなかった。
いまなら、この曲に込められた祈りを共有できるのだろうか。
被災地に、できることなら音楽と花を届けたいと思う。
亡くなった人々への哀悼と祈り、生きている人たちへの感謝をこめて。
バロック音楽の夕べ [コンサート]
2011.3.7(月)19:00~ @石川県立音楽堂交流ホール
Heinrich Ignaz Franz von Biber: 戦闘(バッターリア) ニ長調
1. ソナタ 2. あらゆるユーモアに満ちた放埒なる集い
3. プレスト 4. マーチ 5. プレスト 6. アリア
7. 戦闘 8. 負傷した銃士たちの嘆き
Johann Sebastian Bach: ブランデンブルグ協奏曲第3番 ト長調 BWV1048
ブランデンブルグ協奏曲第5番 ニ長調 BWV1050
* *
Carl Philipp Emanuel Bach: チェンバロ協奏曲 イ短調 Wq.26
Johann Pachelbel: 3声のカノンとジーグ
Andrea Falconieri: 2台のヴァイオリンと通奏低音のためのチアコンナ(シャコンヌ) ト長調
Arcangelo Corelli = Francesco Geminiani:
合奏協奏曲 ニ短調 作品5-12 コレッリのヴァイオリンソナタによる「ラ・フォリア」
(Encore) J.S.Bach: アリア
(Vn.) アビゲイル・ヤング、原田智子、藤田千穂、江原千絵、イェジュ・イ
(Va.) デルフィヌ・ティソ、石黒靖典、大隈容子
(Vc.) ルドヴィート・カンタ、大澤明、スンジュン・キム
(Cb.) 今野淳
(Fl.) 岡本えり子
(Cemb.) 北谷直樹
(バロックギター・テオルボ) 高本一郎
OEKの室内楽シリーズ「もっとカンタービレ」、今宵は「バロック音楽の夕べ」。
これほどどっぷりとバロックのみの演奏会は、初めてかもしれない。
珍しい古楽器まで登場とあって、交流ホールは超満員だった。
なんというのか、バロック音楽って身体的な音楽なんだなぁ、と思った。
ロマン派や近代は、心に響く音楽だと思う。ジーンときたり、何かを思い出したり。
が、バロックは、身体の細胞ひとつひとつが刺激され、ふつふつと活性化するような、
そんな感じを受けるのだ。
Heinrich Ignaz Franz von Biber: 戦闘(バッターリア) ニ長調
1. ソナタ 2. あらゆるユーモアに満ちた放埒なる集い
3. プレスト 4. マーチ 5. プレスト 6. アリア
7. 戦闘 8. 負傷した銃士たちの嘆き
Johann Sebastian Bach: ブランデンブルグ協奏曲第3番 ト長調 BWV1048
ブランデンブルグ協奏曲第5番 ニ長調 BWV1050
* *
Carl Philipp Emanuel Bach: チェンバロ協奏曲 イ短調 Wq.26
Johann Pachelbel: 3声のカノンとジーグ
Andrea Falconieri: 2台のヴァイオリンと通奏低音のためのチアコンナ(シャコンヌ) ト長調
Arcangelo Corelli = Francesco Geminiani:
合奏協奏曲 ニ短調 作品5-12 コレッリのヴァイオリンソナタによる「ラ・フォリア」
(Encore) J.S.Bach: アリア
(Vn.) アビゲイル・ヤング、原田智子、藤田千穂、江原千絵、イェジュ・イ
(Va.) デルフィヌ・ティソ、石黒靖典、大隈容子
(Vc.) ルドヴィート・カンタ、大澤明、スンジュン・キム
(Cb.) 今野淳
(Fl.) 岡本えり子
(Cemb.) 北谷直樹
(バロックギター・テオルボ) 高本一郎
OEKの室内楽シリーズ「もっとカンタービレ」、今宵は「バロック音楽の夕べ」。
これほどどっぷりとバロックのみの演奏会は、初めてかもしれない。
珍しい古楽器まで登場とあって、交流ホールは超満員だった。
なんというのか、バロック音楽って身体的な音楽なんだなぁ、と思った。
ロマン派や近代は、心に響く音楽だと思う。ジーンときたり、何かを思い出したり。
が、バロックは、身体の細胞ひとつひとつが刺激され、ふつふつと活性化するような、
そんな感じを受けるのだ。
ストラディヴァリウス&デル・ジェス [コンサート]
2011.1.29(土)15:00~ @北國新聞赤羽ホール
Jean-Marie Leclair: 2つのヴァイオリンのためのソナタ第2番 イ長調 Op.3-2
* *
Camille Saint-Saëns: 序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調 Op.28
Henryk Wieniawski: 華麗なるポロネーズ第1番 ニ長調 Op.4
* *
Moritz Moszkowski: 2つのヴァイオリンとピアノのための組曲 ト短調 Op.71
* *
<特別企画>~同じ曲を2つのヴァイオリンで聴く~
Johann Sebastian Bach: 独奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 BWV1006より 「ガヴォット」
* *
Fritz Kreisler: ウィーン奇想曲 Op.2
愛の喜び
Franz Waxman: カルメン幻想曲
* *
Pablo de Sarasate: ヴァイオリン二重奏曲「ナヴァラ」 Op.33
渡辺玲子(Vn.) Guarnerii del Gesu 1736 Violin "Muntz"
有希・マヌエラ・ヤンケ(Vn.) Stradivarius 1736 Violin "Muntz"
江口 玲(Pf.)
先日、大変興味深いコンサートがあった。
イタリア・クレモナ産のヴァイオリンの双璧、グァルネリ・デル・ジェスとストラディヴァリウスの、
しかも同年製作、いずれもムンツ氏が所有していたことから、同じ「ムンツ」の名で呼ばれる
2台の共演、いや、饗宴である。
日本音楽財団は数々の名器を所有しており、一流の演奏家に無償で貸与しているのだが、
その代わり、貸与された演奏家はこういったチャリティコンサートに出演する。
つまり、最高の楽器と一流の演奏家による、超豪華なコンサートなのだ。
しかも! プログラムの他に、財団が所有する楽器のカタログが配られ、さらにさらに、
演奏会終了後、無料でCD(これと同じコンセプトで前年に東京で行われたコンサートの
ライヴCD)を配布するという気前の良さ! で、4000円である。
いくらチャリティにしてもこれでは赤字になるんじゃないかと心配になってしまうほど、
いろいろな意味で贅沢なコンサートでした。
Jean-Marie Leclair: 2つのヴァイオリンのためのソナタ第2番 イ長調 Op.3-2
* *
Camille Saint-Saëns: 序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調 Op.28
Henryk Wieniawski: 華麗なるポロネーズ第1番 ニ長調 Op.4
* *
Moritz Moszkowski: 2つのヴァイオリンとピアノのための組曲 ト短調 Op.71
* *
<特別企画>~同じ曲を2つのヴァイオリンで聴く~
Johann Sebastian Bach: 独奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 BWV1006より 「ガヴォット」
* *
Fritz Kreisler: ウィーン奇想曲 Op.2
愛の喜び
Franz Waxman: カルメン幻想曲
* *
Pablo de Sarasate: ヴァイオリン二重奏曲「ナヴァラ」 Op.33
渡辺玲子(Vn.) Guarnerii del Gesu 1736 Violin "Muntz"
有希・マヌエラ・ヤンケ(Vn.) Stradivarius 1736 Violin "Muntz"
江口 玲(Pf.)
先日、大変興味深いコンサートがあった。
イタリア・クレモナ産のヴァイオリンの双璧、グァルネリ・デル・ジェスとストラディヴァリウスの、
しかも同年製作、いずれもムンツ氏が所有していたことから、同じ「ムンツ」の名で呼ばれる
2台の共演、いや、饗宴である。
日本音楽財団は数々の名器を所有しており、一流の演奏家に無償で貸与しているのだが、
その代わり、貸与された演奏家はこういったチャリティコンサートに出演する。
つまり、最高の楽器と一流の演奏家による、超豪華なコンサートなのだ。
しかも! プログラムの他に、財団が所有する楽器のカタログが配られ、さらにさらに、
演奏会終了後、無料でCD(これと同じコンセプトで前年に東京で行われたコンサートの
ライヴCD)を配布するという気前の良さ! で、4000円である。
いくらチャリティにしてもこれでは赤字になるんじゃないかと心配になってしまうほど、
いろいろな意味で贅沢なコンサートでした。
金大フィル定期演奏会 [コンサート]
2011.1.22(土)18:30~ @石川県立音楽堂コンサートホール
Camille Saint-Saëns: 交響詩「死の舞踏」 Op.40
Georges Bizet: カルメン第二組曲
1. 密輸入者の行進 2. ハバネラ
3. 夜想曲(ミカエラのアリア) 4. 闘牛士の歌
5. 衛兵の交代 6. ジプシーの踊り
* *
Peter Ilyich Tchaikovsky: 交響曲第5番ホ短調 Op.64
金沢大学フィルハーモニー管弦楽団
新田ユリ(Cond.)
昨日は椿姫に続いて二夜連続のコンサート。メンバーの学生さんに誘っていただいて、
金大フィルの定期演奏会に出かけた。
学生さんのオケは元気が良くて、楽しいのだ。またプログラムが私の好みの曲が
並んでいて(死の舞踏にカルメンとくると、まさにホロヴィッツの十八番である)、
とても楽しみだったのだ。
Camille Saint-Saëns: 交響詩「死の舞踏」 Op.40
Georges Bizet: カルメン第二組曲
1. 密輸入者の行進 2. ハバネラ
3. 夜想曲(ミカエラのアリア) 4. 闘牛士の歌
5. 衛兵の交代 6. ジプシーの踊り
* *
Peter Ilyich Tchaikovsky: 交響曲第5番ホ短調 Op.64
金沢大学フィルハーモニー管弦楽団
新田ユリ(Cond.)
昨日は椿姫に続いて二夜連続のコンサート。メンバーの学生さんに誘っていただいて、
金大フィルの定期演奏会に出かけた。
学生さんのオケは元気が良くて、楽しいのだ。またプログラムが私の好みの曲が
並んでいて(死の舞踏にカルメンとくると、まさにホロヴィッツの十八番である)、
とても楽しみだったのだ。
椿姫 [コンサート]
今夜は金沢歌劇座でヴェルディのオペラ「椿姫」。
ずいぶん昔に演奏会形式のオペラは見たことがあるのだが、ちゃんとしたオペラは実は
はじめてで、とても楽しかった。
第一幕、ヴィオレッタの屋敷でのパーティ。
女性たちのドレスがとても煌びやか。しかしあのパニエはすごいなぁ…
ヴィオレッタ役の森麻季さんのソプラノは、とても澄んでよく通って、すばらしい。
ベテラン佐野成宏さん演じるアルフレード君は乾杯の歌を高々と歌い上げる。
アルフレード君の告白場面はしっとりと、宴が果て暇を告げる参加者たちの合唱は
とても厚みがあって聴き応えがあった。
ただねぇ… 「享楽に備えて体を鍛えましょう」って、どんな翻訳なんだ。
原語は知らないけど、あまりにも色気がなさすぎてがっくり。
ずいぶん昔に演奏会形式のオペラは見たことがあるのだが、ちゃんとしたオペラは実は
はじめてで、とても楽しかった。
第一幕、ヴィオレッタの屋敷でのパーティ。
女性たちのドレスがとても煌びやか。しかしあのパニエはすごいなぁ…
ヴィオレッタ役の森麻季さんのソプラノは、とても澄んでよく通って、すばらしい。
ベテラン佐野成宏さん演じるアルフレード君は乾杯の歌を高々と歌い上げる。
アルフレード君の告白場面はしっとりと、宴が果て暇を告げる参加者たちの合唱は
とても厚みがあって聴き応えがあった。
ただねぇ… 「享楽に備えて体を鍛えましょう」って、どんな翻訳なんだ。
原語は知らないけど、あまりにも色気がなさすぎてがっくり。
くるみ割り人形 [コンサート]
バレエ「くるみ割り人形」を見に行きました。
くるみ割り人形は、まさにクリスマスの夜の夢の物語。
年末の第九はどうしてなのかさっぱりわからないのだが、これこそ毎年クリスマスシーズンに
演ずるにふさわしいバレエである。
ドイツのエッセン市立歌劇場バレエ団を主な役柄に迎え、石川県立音楽堂特別編成バレエ団と
OEKとのコラボレーションで、20日、21日の2回公演があったのだ。OEKのシリーズコンサート
である20日だけしかなかったら見にいけなかったところだったので、大変ありがたかったです。
くるみ割り人形は、まさにクリスマスの夜の夢の物語。
年末の第九はどうしてなのかさっぱりわからないのだが、これこそ毎年クリスマスシーズンに
演ずるにふさわしいバレエである。
ドイツのエッセン市立歌劇場バレエ団を主な役柄に迎え、石川県立音楽堂特別編成バレエ団と
OEKとのコラボレーションで、20日、21日の2回公演があったのだ。OEKのシリーズコンサート
である20日だけしかなかったら見にいけなかったところだったので、大変ありがたかったです。
もっとカンタービレ~生誕・没後記念作曲家特集~ [コンサート]
S.Barber: 木管五重奏曲「サマー・ミュージック」
岡本えり子(Fl.) 加納律子(Ob.) 遠藤文江(Cl.)
柳浦慎史(Fg.) 金星 眞(Hr.)
~ショパン、トランスクリプションの世界、そしてショパンが愛したチェロの響き~
F.Chopin=Zinn: 練習曲Op.10-3 「別れの曲」
F.Chopin=Barakirev: 練習曲(ニ短調) Op.25-7 *原曲は嬰ハ短調
F.Chopin=Glazunov: 練習曲(ホ短調) Op.25-7
F.Chopin: 序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調 Op.3
大村俊介(1stVn,) 竹中のりこ(2ndVn.) 大隈容子(Va.)
ルドヴィート・カンタ(Vc,) 鶴見 彩(Pf.)
G.B.Pergolesi: コンチェルティーノ・アルモニコ 第1番
(Encore) A.Corelli: 合奏協奏曲第8番(クリスマス協奏曲)より「パストラーレ」
上島淳子(1stVn.) 原三千代(2ndVn.) 山野祐子(3rdVn.) イェジュ・イ(4thVn.)
石黒靖典(Va.) 大澤 明(Vc.) 今野 淳(Cb.) 加藤純子(Cemb.)
12/7にOEKの室内楽シリーズ「もっとカンタービレ」に行ってきました。
今回は、生誕・没後記念作曲家特集。具体的には、ショパンの生誕200年は超有名だが、
サミュエル・バーバーは生誕100周年、ジョヴァンニ・バティスタ・ペルゴレージはなんと
生誕300周年!(つまり、大バッハより25歳年下である)
さらに、ショパンコーナーの編曲者の1人、ミリィ・バラキレフは没後100周年なのだ。
岡本えり子(Fl.) 加納律子(Ob.) 遠藤文江(Cl.)
柳浦慎史(Fg.) 金星 眞(Hr.)
~ショパン、トランスクリプションの世界、そしてショパンが愛したチェロの響き~
F.Chopin=Zinn: 練習曲Op.10-3 「別れの曲」
F.Chopin=Barakirev: 練習曲(ニ短調) Op.25-7 *原曲は嬰ハ短調
F.Chopin=Glazunov: 練習曲(ホ短調) Op.25-7
F.Chopin: 序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調 Op.3
大村俊介(1stVn,) 竹中のりこ(2ndVn.) 大隈容子(Va.)
ルドヴィート・カンタ(Vc,) 鶴見 彩(Pf.)
G.B.Pergolesi: コンチェルティーノ・アルモニコ 第1番
(Encore) A.Corelli: 合奏協奏曲第8番(クリスマス協奏曲)より「パストラーレ」
上島淳子(1stVn.) 原三千代(2ndVn.) 山野祐子(3rdVn.) イェジュ・イ(4thVn.)
石黒靖典(Va.) 大澤 明(Vc.) 今野 淳(Cb.) 加藤純子(Cemb.)
12/7にOEKの室内楽シリーズ「もっとカンタービレ」に行ってきました。
今回は、生誕・没後記念作曲家特集。具体的には、ショパンの生誕200年は超有名だが、
サミュエル・バーバーは生誕100周年、ジョヴァンニ・バティスタ・ペルゴレージはなんと
生誕300周年!(つまり、大バッハより25歳年下である)
さらに、ショパンコーナーの編曲者の1人、ミリィ・バラキレフは没後100周年なのだ。
OEK・ピヒラー×バイチ [コンサート]
L.v.Beethoven:
「コリオラン」序曲 Op.62
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
* *
交響曲第2番 ニ長調 Op.36
リディア・バイチ(Vn.) ギュンター・ピヒラー(Cond.)
オーケストラ・アンサンブル・金沢
11月19日のOEKの定期公演。
ベートーヴェンは嫌いではないのだけれど、たいていは室内楽なので、こういうプログラムの
コンサートに行くのは、正直なところ初めてである。
少し思うところがあって、ベートーヴェンの交響楽を聴いてみたくなったのだ。
ちなみに今回からOEKのフィルハーモニー・シリーズの会員になりました♪
というわけで、初の指定席鑑賞である。
道が混んでいたせいで、会場到着が開演時刻を2分ほどオーバーしてしまった。
半ば諦めモードだったのだけれど、5分ほど押したらしく、「間もなく開演です」の声が!
階段を駆け上がり、チケットをもいでもらってプログラムを受け取るのももどかしく
(この時点ですでにチューニングの音)、2階席へとふたたび階段を駆け上がる。
会場にすべりこんだところで指揮者さんが登場、一番後ろの隅っこの空いていた席に
座っての1曲目となった。息が上がっていて、落ち着いて聴くどころではなかったので、
コリオランについてはもうひとつ印象が残っていない。もったいない。
「コリオラン」序曲 Op.62
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
* *
交響曲第2番 ニ長調 Op.36
リディア・バイチ(Vn.) ギュンター・ピヒラー(Cond.)
オーケストラ・アンサンブル・金沢
11月19日のOEKの定期公演。
ベートーヴェンは嫌いではないのだけれど、たいていは室内楽なので、こういうプログラムの
コンサートに行くのは、正直なところ初めてである。
少し思うところがあって、ベートーヴェンの交響楽を聴いてみたくなったのだ。
ちなみに今回からOEKのフィルハーモニー・シリーズの会員になりました♪
というわけで、初の指定席鑑賞である。
道が混んでいたせいで、会場到着が開演時刻を2分ほどオーバーしてしまった。
半ば諦めモードだったのだけれど、5分ほど押したらしく、「間もなく開演です」の声が!
階段を駆け上がり、チケットをもいでもらってプログラムを受け取るのももどかしく
(この時点ですでにチューニングの音)、2階席へとふたたび階段を駆け上がる。
会場にすべりこんだところで指揮者さんが登場、一番後ろの隅っこの空いていた席に
座っての1曲目となった。息が上がっていて、落ち着いて聴くどころではなかったので、
コリオランについてはもうひとつ印象が残っていない。もったいない。